マグル科学の魔術的起源と魔術界の衰退に関する一考察。

辺境から戯れ言経由。
山形浩生の『磁力と重力の発見』書評(『CUT』2003年7月号掲載)なんだけど、ハリー・ポッターシリーズにおける旧態然とした魔術教育に関する批評にもなっています。
あれがイギリスパブリックスクールの実態だ、と言われればそうなのかもしれないけれど、ホグワーツでの授業は「頭で考えるな、体で覚えろ」式の魔術教育なんです。職人としての魔術師はそれでいいのかもしれないけれど、探求者としての魔術師はつぶれてしまいそうな気がします。
魔術界に魔術師の研究機関なんてあるのかな? なんて考えさせられてしまうあたりが、ハリー・ポッターシリーズの強みなのかな。
『磁力と重力の発見』は自宅に帰ってから探そうと思っています。山形浩生にしてやられました。
そういや、アイザック・ニュートンテクノクラシーの祖の一人だっけ? 教えてメイジ:ジ・アセンションのえらい人!
日記のノビジュース経由で朝日新聞に載った『磁力と重力の発見』書評全共闘のことは、安田講堂攻防戦の映像でしか知らないのだ。