七姫物語

読んで思い出したのがアニメ『雲のように風のように』。原作の『後宮小説』ではなくて。『後宮小説』は架空歴史小説ですが、アニメ『雲のように風のように』は少女の成長物語になっていました。その『雲のように風のように』から生々しさを取り除いたような小説です。一押し。
「主人公カラスミの成長物語」という面で行けば終わっているけれど、国盗り物語として読むと終わっていない、そういう話です。続きが出たらぜひ購入したい。