陰陽の京 巻4

幼馴染の男女の関係を主題にすることが多い渡瀬草一郎の新作。ストーリーの外に置かれたままの保胤だけど、彼がいないと話が繋がらない。地味でまったりした話だけれど、蓮の一途な純真さが怖かったです。今巻、「伯家」のことがだいたい語られてますね。